みち
挨拶
サムライさんと飯山一郎さんのお蔭でこの掲示板ができました。厚くお礼を申し上げます。元気旺盛なお二人に倣って小生も横着の身に鞭打って参加したいと思います。とくに、本掲示板では「世界戦略情報誌みち」などで提起した問題を高い見識をお持ちの皆さまとともに、よりいっそう深めていくことができればと願っています。
そこで、まずお願いしたのは、建築家渡辺豊和氏と経済人類学者栗本慎一郎氏の両氏が提案している「太陽崇拝の縄文ネットワーク・三輪山ネットワーク」と「ミトラ崇拝シリウスネットワーク」とツラン文明の関係を皆さまに考えて戴きたいと言うことです。
渡辺・栗本両氏の考えは渡辺豊和『扶桑王国蘇我一族の真実──飛鳥ゾロアスター教伝来史』(親人物往来社)、栗本慎一郎『シリウスの都飛鳥』(たちばな出版)『シルクロード経済人類学』(東京農大出版会)などに書かれています。これらには「ツラン」という単語はひとつも出てきませんが、カスピ海と日本とをほぼ一ヶ月で結ぶ草原の道に着目している点で、まさにツランと日本との関わり探る論考と言えます。
さらに、ミトラ信仰はもともと「太陽崇拝」と「公正」とを旨とするツラン起源の古い信仰ではないかと栗本氏は示唆しているように小生は感じています。つまり、この信仰のペルシア的展開がアフラ-・マズダーを主神として悪神アーリマンを斥けてしまったゾロアスター教であり、それは本来の善悪共にそのところを得しめていた天神信仰からすれば、一種の堕落であり、矮小化であったのだと、栗本氏は指摘しているように思います。善悪を分離したゾロアスター教の影響下にユダヤ教の痩せ細った一神教信仰がまとめられたのは、ユダヤ教神学が整備されたのがバビロン捕囚時代であることを考えると、説得力があります。さらに、栗本氏は、スキタイ、突厥、ハザールに共通の文明制度として「双分制」を挙げています。これはわが国では統治権が「国権」と「政権」に分離されたかのように継承されてきたことを言います。一般的には政治権力が「祭祀権」と「統治権」に分離されることを言います。栗本氏はこれがツラン系諸民族の大きな特徴だと指摘しています。
東日本大震災は私たちに文明論的な発想の転換を迫っっているものと思います。市場原理とお金万能のフェニキア=カルタゴ=ヴェネツィア流の寄生的文明原理からの脱却です。それには、長い間わが国は何を拠り所として社会を営んできたのか、改めて自覚する必要があるように思います。
他人にお金を渡すとき、「これは不浄のものではあるが……」という気持ちを込めて熨斗袋に入れて渡したのは、お金で決済される以上のもっと重大な関係が人々を律していたことの顕れであると小生は考えています。
お互いが違うことを非難するのではなく、それぞれの違いに意味があること、その違いを「公」のために役立てること、それこそが深い喜びを齎してくれるものと信じます。本欄がお互いの切磋琢磨と研鑽の場になることを祈っています。
みち編集長天童竺丸
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孫崎紀子の史観
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1:サムライ:
2012/06/02 (Sat) 06:23:17
host:*.t-com.ne.jp
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過去の『みち』には、孫崎紀子さんの論文が多数掲載されています。ちなみに、今年分だけでも以下の記事が掲載されました。
・「「かぐや姫はペルシア王女だった 竹取物語縁起」(1月15日号)
・「かぐや姫の誕生 補遺 正倉院御物胡同律考」(5月1日号&5月15日号)
また、「孫崎紀子『齋明紀童謡考』補遺」と題して、天童(竺丸)さんの筆による「古代ケルト人もツランか?」という興味深い記事も、平成18年11月15日号~12月15日号の3号にわたって掲載されたことがあります。
その孫崎さんの論文について語り合う場として、本スレッドを立ち上げました。よろしくお願いいたします。
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19:稲村公望
:
2012/12/02 (Sun) 21:48:38
host:*.dion.ne.jp
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ムミヨという薬?をのんでみたい。正倉院にあった、大同律が、ムミヨだったことが分かった。
孫﨑さんのお陰で?
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18:サムライ:
2012/07/06 (Fri) 06:54:49
host:*.t-com.ne.jp
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否、ひろみさんの責任ではありません。小生の責任です。天童さんから話題が逸れると孫崎さんに失礼ではというお叱りを受け、即投稿した次第です。まぁ、コーヒーブレイクは別名ブラックコーヒー…、ではなくてブラックホールであり、何でも飲み込む〝度量〟の広いスレッドなので、そちらで継続するのもいいかもしれません。
なお、「コーヒーブレイク」でもいいのですが、ザビエルが登場するのは天童さんと栗原さんの著作なので、「天童竺丸の三部作」か「栗原茂の著作集」あたりも良いかもしれません。お任せします。
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17:ひろみ:
2012/07/06 (Fri) 02:48:25
host:*.rima-tde.net
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孫崎紀子さんに関する話題ではないものをずっと続けてしまって、申し訳ありません。
ご指摘の通り、別の場所に移ります。
失礼いたしました。
孫崎さま、場をかき回して申し訳ありません。
公開された論文、拝見したのですが、私の回転の遅い頭では、理解できないことが
多く、何度も読み直さないといけないようです。
サムライさんがずっと連続ツィートされていたのでウズベク語について、興味深い言語
だなぁ~と思っていました。
私は大学時代、英語学から言語学から音声学をやっていて、比較言語学にも興味が
ありました。
もしも古代に言語が一つしかなかったとしたら、おそらく、メソポタミアまたは中央アジア
の言語がいちばんそれに近いんじゃないかな・・・と思っています。
まぁ、地理的なものなのですが、ここで、ウズベク語と、東の端の日本語の中に共通点が
見られるというのは、本当に興味深いことです。
以前スペイン語と日本語の単語の中に共通するものを見つけたときも驚きましたが、
ウズベク語とスペイン語を比較してみたい気持ちに駆られます。
民族の東西への流れの痕跡の証拠が見えるんじゃないか、って気がします。
今後ともよろしくお願い致します。
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16:サムライ:
2012/07/05 (Thu) 16:33:10
host:*.t-com.ne.jp
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ひろみさん、本スレッドは孫崎さんの『みち』への寄稿について語り合う場ですので、現在のひろみさんの話題はザビエルから発展したヨーロッパ史が中心であることから、「天童竺丸の三部作」または、「コーヒーブレイク」にザビエルの話題を引っ越し、引き続き続けて戴ければ幸いです。
孫崎さん、大変失礼しました。小生も孫崎さんの寄稿に目から鱗が落ちる毎日で、特に「ウズベク語の不思議」はツイートして大勢の読者から反応がありました。
http://twilog.org/tweets.cgi?id=fibonacci2010&word=%E2%96%A0%E3%82%A6%E3%82%BA%E3%83%99%E3%82%AF%E8%AA%9E
読者の皆様も色々と著者の孫崎さんと意見交換して戴ければ幸いです。よろしくお願いします。なお、孫崎さんの寄稿は以下に一覧表示されています。
http://michi01.com/magosaki/kaguyahime_index.html
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15:ひろみ:
2012/07/04 (Wed) 21:11:04
host:*.rima-tde.net
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書き忘れです。
お二方とも、twitterもやってます。
https://twitter.com/#!/uzumasa1962
https://twitter.com/#!/rei2009ja
前にちょっと関わった方(サムライさんは、ちらりとご存知かも知れません)が、
京都の古い家柄のようで、今でも人知れず神事を行っている人がいるようなことを
おっしゃってて、歴史を穿り返したり、神社の検索をするのはよくないというか、そういう
古来から神事をつかさどっている人たちを傷つけることになる、というようなことを
おっしゃってました。。。
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14:ひろみ:
2012/07/04 (Wed) 21:03:49
host:*.rima-tde.net
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サムライさん、
薩摩もですが、土佐もだし、紀伊とか駿府も。。。いろいろありますよね。
やはり太平洋側の黒潮沿いは、いろいろとあるんでしょうか・・・。
薩摩島津氏は、秦氏というのは、よく言われていますよね。
この間、イエズス会関係を日本語で検索していて、こんなブログを見つけました。
ご存知でした?
http://uzumasa-1962.at.webry.info/
http://tsukioto2011.blog65.fc2blog.us/
濃すぎて別世界のようです・・・(笑)
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13:サムライ:
2012/07/04 (Wed) 06:54:37
host:*.t-com.ne.jp
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https://bbs10.fc2bbs.net//bbs/img/_722300/722285/full/722285_1341352477.jpg
『マヨのぼやき』というブログで、小生もヤジロウについてコメントを投稿したことがあります。ご参考までに、以下に転載しておきます。ともあれ、鹿児島は今でも謎が多いです。例えば〝加治屋町〟、〝杉山茂丸〟、〝島津家の出自〟、〝薩摩ワンワールド〟等…。
http://mayo.blogzine.jp/blog/2008/12/post_f5f9.html
__________
副島隆彦氏が西郷隆盛と征韓論について言及したページは小生も覚えています。
http://www.snsi.jp/tops/dainiprint/1079
「27」 西郷隆盛は、征韓論(せいかんろん)など唱えていなかった
それに先立つこと1年ほど前に、拙ブログに同様な内容について書きました。
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2007/02/post_fb1e.html
西郷隆盛
ただ、『 西郷征韓論は無かった 附篇・実在した易断政府と岩屋梓梁』を著した窪田志一氏が、『岩屋天狗と千年王国』という本も著しているとは知らなかった。ヤフーのオークションでも副島氏の上記の掲示板がきっかけとなって入手困難になったことが書いてありました。
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n62495501
上記のURLに、『岩屋天狗と千年王国』の前書きや目次が載せてありましたので、以下に転載しておきます。
***********************************
■ 上巻
自ら弥勒菩薩の再来を名乗り、謎の忍者集団・真方衆を組織して近世初頭の日本に不可視の帝国を築いた世界巨人・岩屋○○。薩摩より身を興し、伊豆半島の一大鉄砲製造基地設営、タクラマカン砂漠の踏破、フランシスコ=ザビエルとの宗論、琉球王として即位、倭寇王としての北京・南京城攻略…東シナ海にその生を終えるまでの驚愕の軌跡と徳川政権による史上からの抹殺計画の全貌をついに公表!
目次の一部
第1章 明治維新の裏面に暗躍した謀略集団真方衆
・西郷と征韓論、西南戦争に関する謎の数々
・征韓論なるものは西郷個人の隠密なる企図、妖説である
・革命の尖兵、謎の国友衆
・西郷家の祖先は岩屋○○、そのユタモンであることの由来
・大塩平八郎に訓薫された西郷少年
・幕末における真方衆の実態
・明治後、始めて日本歴史に登場したヤジロー
・第二次革命を盟約した薩摩西郷と会津西郷
・西郷を衝撃した明治切支丹 - その解禁の謎
・征韓論の有無を決定する公的史料
・明治6年政争の真相
第2章 世界に雄飛した隼人ゴロ集団
・九州王朝(紀国)の正体
第3章 南九州隼人族の活躍
第4章 デタラメきわまる琉球王統史
・真実の正しい琉球王統史
・肥後、琉球佐敷家の王位継承争い
第5章 石屋真梁禅師
・石屋禅師の功績が隠藪、抹殺された理由
第6章 易断政府を樹立した岩屋○○
・伊集院城城巓に泣く弥次郎
・地動説を唱えて人々を驚かす
・朝鮮交易、宮廷を震撼す
・東南アジア探検行
・その上洛、天下を呑むの概、後柏原天皇に謁す
・弥次郎の事績概略
■ 下巻
桶狭間に義元を襲撃し、本能寺に信長を暗殺して歴史を闇より操作した謎の忍者集団・真方衆の暗闘、西南日本に広がる謎の石神、天草四郎・由比正雪・天一坊・大石内蔵助・大塩平八郎等の岩屋○○顕彰と徳川幕府転覆計画、維新への道を開いた光格天皇即位の秘密、西郷隆盛征韓論と西南戦争の真相など近世史の闇が今、ここに浮上する。
目次の一部
第1章 岩屋○○はなぜ抹殺されたか
・和辻哲郎氏の鎖国論でようやく刮目した日本
・抹殺の最後の仕上げ人、重野安繹
第2章 実在した易断政府と岩屋○○
・その内容をしゃべると殺されるという
・明治後、はじめて日本歴史に登場した弥次郎
・切支丹はなぜ岩屋○○を抹殺したか
・伊集院橋口家と妙円寺
・傑僧覚雲こと橋口兼道
・真穂梁夢と高橋家と琉球尚王家
・鴬宿と『異端記』の由来
・琉球尚王家は伊集院家である
第3章 徳川と易断軍の活躍
・家康が島津に与えた岩屋○○抹殺指令
・薩摩で入水自殺された後奈良天皇
第4章 伊豆半島における鉄砲製造基地群
・北条氏康と鉄砲基地 下田地区基地群
第5章 弥次郎の血はアラブ人真穂梁夢
第6章 島津氏とその正しい系譜―島津忠久の出自について
第7章 石敢当の謎
第8章 朝鮮戦役投降倭将、金忠善の正体
第9章 光格天皇御即位の真相
第10章 大久保長安とその埋蔵金の真相
***********************************
姫様、やじろうに関する以下の本はどうでしょうか?
『 ザビエルとヤジロウの旅』(大住広人著 葦書房)
愚生は、織田信長はイエズス会に洗脳されていたかもしれないということで、気がついた時に調べています。情報をお持ちの方はお知らせ下さい。
投稿 サムライ | 2008/12/07 12:03
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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12:サムライ:
2012/07/03 (Tue) 16:38:52
host:*.t-com.ne.jp
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https://bbs10.fc2bbs.net//bbs/img/_722300/722285/full/722285_1341301132.jpg
先ほど天童さんから、孫崎さんの記事のアップロードが完成したという連絡が入りました。。天童さん、お忙しい中誠にありがとうございました。
http://michi01.com/magosaki/kaguyahime_index.html
それにしても、かぐや姫がペルシア姫とは驚きでした。
※画像ファイルは、「“かぐや姫の里”は、京田辺」から
http://sekaiisan.koiyk.com/taketori-tanabe.htm
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11:サムライ:
2012/07/01 (Sun) 06:21:40
host:*.t-com.ne.jp
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https://bbs10.fc2bbs.net//bbs/img/_722300/722285/full/722285_1341091300.jpg
孫崎(紀子)さんの記事一覧は以下のURLです。
http://michi01.com/magosaki/kaguyahime_index.html
今回公開された「齋明紀童謡考」、ツランとも結びつく壮大な寄稿だと思います。是非一読ください。
なお、最近になって『戦後史の正体』(創元社)を著した孫崎享氏は、ツイートの世界で有名ですが、 孫崎(紀子)さんとはご夫婦です。
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10:ひろみ:
2012/06/30 (Sat) 19:10:04
host:*.rima-tde.net
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ロヨラとAlumbradosとJesuita(ヘスイータ)の件、
日本語の情報なので、もうごぞ存知かも知れませんが・・・。
http://blogs.yahoo.co.jp/lostsheep019/36185727.html
バスクに生まれてた、ユダヤ人というのが本当なのであれば、いろいろと
腑に落ちる点があるなぁ~と思いました。
その国の中に溶け込んでいたら、名前だけでは本当は何人なのか
分かりませんからね。。。
アルンブラードスの教義というか思想が現段階で勉強不足なのですが、
グノーシス派の影響と神秘体験に基づいた・・・というところから考えると
選民思想が強いんですよね、きっと。。。
その辺もユダヤの影響というのがうなずける部分です。
Jesuita(イエズス会)が本当に信仰している対象は何なんでしょう?!
と、ちょっと裏を探りたくなりましした。
ゲルマン系のキリスト教アリウス派から途中アタナシウス派に改宗した
西ゴート王国がイスラム勢力に滅ぼされたあと、西ゴートの貴族ペラヨが
アストゥリアス王国を建国、レコンキスタで拡大し、レオン王国となり、
カスティーリャ王国と合併し、カスティーリャ・レオン王国とへと発展、
その後、単にカスティーリャ王国となる。。。
当時サラマンカ大学はサラマンカ学派と呼ばれる、現在の経済学国際法学
の源流とも言われる神学・哲学が生まれていたようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AB%E5%AD%A6%E6%B4%BE
ロヨラは、この影響でイエスズ会を興したのでしょう。
でもその根底に、別のものがあったとしたら・・・。
異端のアリウス派は、唯一神である父と子は違うという考えで、どちらかと
いうとユダヤの絶対神的な考え方ですし・・・。
上智大学、実は狙っていたんですが、思いっきり落ちました。
(神学ではないです。)
入学していたら、どんな風になっていたんだろう、って思います。
今現在の探求の道とは別の探求の道に入っていたことでしょう。
という意味では、きっとよかったのだと思います。
客観的に見れますから。
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9:天童竺丸:
2012/06/30 (Sat) 01:30:29
host:*.ocn.ne.jp
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お待たせしました。せっかくこの欄を作って頂いたのに、肝心の記事がネット上で
見られないのでは、申訳ないと思っていましたが、ようやく孫崎論文の現在までの
索引と全32本の記事のうち、8本を掲載致しました。
小生の解説と紹介も付しておりますが、孫崎論文の卓見に役立つかどうか、心許
ないものがあります。しかし、これからは、みなさまもぜひ自身で直接味読なさ
った上で、ご意見ご感想など、この欄にご披露下さい。
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8:ひろみ:
2012/06/28 (Thu) 19:06:24
host:*.rima-tde.net
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天童さん、私の投稿を読んでいただいた上に、声をかけていただけるなんて、光栄です、というか恐縮いたします。。。
ロヨラの件、ちょっと調べてみます。
Alumbradosの件は、スペイン語のWIKIをザーッと読んでみました。
http://es.wikipedia.org/wiki/Alumbrados
Alumbradoだと、単なる「照明」関係の言葉しかヒットしなかったので、ちょっと焦りました。
極秘事項で、隠されているのかと・・・(笑)
宗派の名称として、使うときは、Alumbradosと複数形のようです。
ビジョンや神秘体験を経て、聖霊を通して神と直接繋がることを求める宗派で、異端尋問されたし、
後のプロテスタントとのかかわりも指摘されています。
アビラのテレサ(聖女)も最初の頃アルンブラードスではないかと疑われていたそうです。
アルンブラドスは、カスティージャ王国が発祥のようです。
つまりカスティージャ王国前進のレオン王国のサラマンカは、中心地のひとつであった可能性が高いです。
聖書を通してではなく、神と直接繋がるというところ、が問題視されるんでしょう。。。
教会組織からしたら、一般人が神と繋がることは、困りますものね。。。
AlumbradosとIgnacio Loyolaに関する文献として、WIKIにこんなものが載っています。
Luis Fernández著
「Iñigo de Loyola y los alumbrados」
Hispania Sacra, n°35, 1983.
それと、ロヨラについての別の文献をチラッと読んだのですが(長いのでさわりの部分だけ)
ロヨラは、サラマンカから、パリに行く前に、バルセロナ近郊の、黒マリアで有名なモンセラに
寄っているようです。
もしも、ロヨラがAlumbradosに影響を受けているのであれば、イエスズ会がやろうとしていたことは
今までの歴史で語られてきたことと少し違うかもしれません。
私が今住んでいるのは、サラマンカから、南西70kmの山の中の村なのですが、今年初めて、
ここの聖週間(イースター)と聖体祭(コ-プス・クリスティ)を見て、この村の人達のキリスト教は
とてもプリミティブで、印象的には、TVの時代劇でみる、隠れキリシタン的な雰囲気があるのです。
聖体祭のときに行列しながら、村人が歌っている歌の歌詞は、
「Si no tengo el amor, no sirvo de nada...」
(もしも私が愛を持っていないなら私は何の役にも立たない・・・)
聖体祭の写真
http://blogs.yahoo.co.jp/amigoplaza/63302146.html
聖週間の写真はfacebookに載せただけなので、今度まとめます。。。
ちょっと脈絡ありませんが・・・。
とりあえず、現時点で気になっていることだけ書き連ねました。
バスク関係とロヨラ、イエスズ会、アルンブラドスについてもう少しつっこんで
調べてみますので、お待ち下さい。
よろしくお願いいたします。
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7:天童 竺丸:
2012/06/27 (Wed) 23:32:33
host:*.ocn.ne.jp
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samuraiさん、ひろみさん、こんばんは!
この欄で良いのかどうか分かりませんが、前からひろみさんにお聞きしたいことが
ありました。バスク人イグナチウス・ロヨラに関することです。拙著『悪の遺産』
にも書いたのですが、ロヨラがパリ大学聖バルバラ学院の学友と共にモンマルトル
の丘に登り聖ディオニシウス小聖堂の地下室で、清貧をもってイエスに仕えること
を誓い合ってイエズス会を創設した、とされていますが、ロヨラはパリ大学に進む
前にサラマンカ大学の学生であり、そのとき、一五二〇年以降、イルミナティー
結社のメンバーだった、とマリンズさんが書いていいます。
その結社はスペイン語で Alumbrado と呼ばれたとあります。小生が持っている
白水社西和辞典には「alumbrado : 光明宗(祈りによって宗徳をえられると信じた、
一六世紀イスパニアにあった宗派)」とあります。この Alumbrado について、何でも
よいので、スペイン語でgoogle検索などで何か分かったら、教えて欲しいのです。
小生のバスクへの関心はロヨラもザビエルもバスク人だったことに発していますが、
さらに覆面作家トレヴェニアンTrevanian の『シブミ』(早川書房)によって加速され
ました。彼にはさらにバスクそのものを舞台にした『カーチャの夏』という作品もあり
ます。スパイ活劇ながら、シブミの日本理解には呻ります。
イエズス会の中のバスク人もそうですが、大航海時代の海外雄飛の実体は多くの場合に
バスク人が担ったのではないかと小生は疑っています。南米や中米のスペイン領で実際
に活躍したのは多くバスク人でした。クラウス・キンスキーが好演した南米舞台の映画
『アギーレ──神の怒り』(タイトルはうろ覚えです)に出てくる主人公もバスク人で
あったと記憶します。もちろん、南米植民地支配の尖兵としてイエズス会が中心的な役割
を果し、その後もスペイン発のオプス・デイが根を張っていることは、ペルー大使館人質
事件の際に、仲介役をした神父さんがオプス・デイだったことからも分かると思います。
イエズス会と言えば、ザビエルを日本に連れてきたヤジロウという日本人がいますね。
ゴアで出逢った船乗りだとされています。そのヤジロウが実は岩屋梓粱だというスーパー
マンの様な人物だったという本があります。八幡書店から出た『岩屋天狗』上下だったと
思います。また、新潮選書で『ザビエルを連れてきた男』と言う本が1993年に出ましたが、
なぜか盗作問題で回収に遭ったと思います。良い本でした。
以上、思いつくままを書きましたが、バスクについては逢坂剛さんも何度か小説に取り
上げていますね。みなさんの感想をお聞きしたいと思います。
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6:ひろみ:
2012/06/13 (Wed) 23:21:03
host:*.rima-tde.net
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サムライさん、そういえば、こんなお話しましたね。。。
かなり記憶のかなたに消えていました・・・(笑)
つい、昨日、沖縄の大学で、バスクについて研究されている方と、FACEBOOKで知り合いました。
それと、バスク関連で検索したたら・・・、私の大学の体育の教授が、バスクのスポーツ研究を
していたようです。。。
ちょっと、コンタクトとってみようと思っています。
凄い流れになってきました・・・。
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5:サムライ:
2012/06/12 (Tue) 06:57:47
host:*.t-com.ne.jp
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ひろみさん、今月に入ってから仕事に追われて、ずーっとパソコンの前に座りっぱなしです。このままだと、本当に引きこもりになりそうだ…。
ところで、もし入手可能であれば栗本慎一郎の『ゆがめられた地球文明の歴史』を是非一読ください。今までのひろみさんのヨーロッパ観がひっくり返ります。
また、バスクについては数年前、マヨさんのブログの「天皇の時代」という記事のコメントで、ひろみさんと小生で色々と情報交換を行っています。
http://blog.goo.ne.jp/palinokuni/e/edea206416260b7a82ec65cbb53e0f63
思い出してもらう意味で、小生が書いたコメントの幾つかを幾つか抜粋しておきましょう。
__________
バスク人の遠祖はマヤ人だ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__________
ザビエル以降、日本に派遣されたイエズス会の宣教師は、全員がバスク人
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__________
司馬遼太郎の街道をゆくシリーズのうちの1本、「南蛮のみち」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__________
日本語とバスク語は語順が同じである
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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4:ひろみ:
2012/06/09 (Sat) 19:59:05
host:*.rima-tde.net
-
3度めの正直の投稿です。
先日から、2回書いたのですが、途中で操作を誤り、書いた文章が消えてしまいました。。。
今回は最後まで書けますように・・・。
>本当に“ケルト人”なる人たちが存在していたのかという疑問
>ゲルマン人より先住で、非アタナシウス派キリスト教徒及び非キリスト教徒はみなケルト人
確かに・・・そうなのかもしれません。
私は、ローマ以前の先住民ということをイメージしているので、ゲルマン人よりも前は当然なんです。
先住民として、イベリア人という民族がいたと言うことになっていますが、これが、謎なのです。
そして後から入ってきたケルトと融合してケルティ・イベリア人(スペイン語では、セルティイベリア)に
なった、と説明されています。
その後、スペインにはゲルマン系として、ゴート人が入ってきています。
私が住んでいる近辺は、ポルトガル国境に近いため、古代では、ルシタニアと呼ばれて
いた地域になるようです。
ローマ時代には、銀の道が通っていたため、この地域で産する後ろ足をそのまま塩漬けにして
作った生ハムをローマに持って行ったそうです。
ということは、ひづめ月の生ハムの起源は、イベリア半島のローマ以前の先住民が起源と
いうことなのかもしれません。
イベリア人なのですが、まだ確認が取れていないのですが、グルジアに、古代イベリア人と名乗る
人達がいたようです。
グルジアといえば、ツランにつながる国ですよね。。。
その古代イベリア人が、イベリア半島にきて、イベリア半島の先住民のイベリア人となったのか、
イベリア半島にいた人がグルジアに移動して、イベリア人を名乗ったのか、どちらなのかは、?ですが、
とても興味深いな、と思っています。
バスク人は、イベリア人の子孫ではないか、という話もありますが、とにかく、謎です。
相撲によく似た力試し協議もありますし・・・。
先の投稿で一番最初の画像は、有名なバスク人ですか?
チェ・ゲバラがいますね!
フランシスコ・ザビエルもやはりバスク人になるんでしょうかね。
とりあえず、先日から書いていた内容とはちょっと違うのですが、最後まで書けたので、一旦
投稿します。。。
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3:サムライ:
2012/06/04 (Mon) 07:56:04
host:*.t-com.ne.jp
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ひろみさん、
「古代ケルト人もツランか?」についてですが、それ以前の問題として本当に“ケルト人”なる人たちが存在していたのかという疑問があり、『ゆがめられた地球文明の歴史』を著した栗本慎一郎は以下のように書いています。
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ケルト人などという概念はほんとうはないと言う学者すらいる。私もそう思っている。要するに、一般的なケルト人などという人たちはいなかったのだ。
つまり、ケルトの問題とは複雑にして単純だ。ゲルマン人より先住で、非アタナシウス派キリスト教徒及び非キリスト教徒はみなケルト人なのである。
(『ゆがめられた地球文明の歴史』p.133)
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寧ろ、小生が昔から気になっているのがバスク人です。やはり栗本慎一郎が、『ゆがめられた地球文明の歴史』の中で以下のように語っています。これは、上記の引用に続く文章です。
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しかしながら、ここに顕著な例外がある。ゲルマン人到着以前からヨーロッパに住み、かなりの長い間非キリスト教徒だったという範疇に断固として入る民族がケルト人とされないで西ヨーロッパに住んでいる。変な話である。その人びとはとはピレネー山脈を中心に大西洋寄り南仏と北スペインに60万人ほど住むバスク人である。インド=ヨーロッパ系ではない系列不詳の言語バスク語を話す。このバスク人だけは一定の集団性を維持しているからというだけの理由でひとつの民族だとされている。
(『ゆがめられた地球文明の歴史』p.133)
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2:ひろみ:
2012/06/03 (Sun) 06:56:33
host:*.rima-tde.net
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「みち」を購読したこともないのですが、「古代ケルト人もツランか?」に反応して・・・。
今、私が住んでいる山の中の村は、歴史的には、古代ケルトの影響がある場所なんです。
ここに住んで1年半・・・、山歩きをしていたり、畑仕事をしていると、自分がどこにいるのか
分からなくなります。
というのは、植生がとても日本と似ていること、木が多用されている建物、人々の体型そして
奥ゆかしい物腰・・・。
子供の頃の記憶に重なる部分が多いんです。。。
山の民に共通する特徴なのかもしれませんが、「古代ケルト人もツランか?」なのであれば、
まさに、体感でそう感じます。。。